アジアのニュース

主に韓国や中国のニュースについて思ったことを書きます!

異文化交流とは

みなさん、こんにちは!
最近また歳を一つとったアラサー女でございます。今は行政書士のお仕事をしている私ですが、学生時代は海外の貿易関連の仕事なんかにも憧れていました。私が大学生の頃やっていた飲食店のバイトには中国人や韓国人の留学生が数多くいて、バイトに行く度に国際交流でした(笑)。


そんな異文化交流を連日のようにしていると、自然とその国の文化や歴史などに詳しくなっていきます。そして詳しくなればなるほどもっと知りたいという興味が湧いてきて、他国にどんどんと惹かれていくのです。当然彼ら彼女らは日本に留学をしに来ているわけですから日本語でコミュニケーションをはかろうとします。
日本人と話す時は日本語を、自国の人と話す時は母国語を。2つの言語を瞬時に使い分けて会話をしています。俗にいうバイリンガルです。3ヶ国語ともなればトライリンガルです。


歴史や文化もそうですが、純粋にその国の言語という魅力に私はみるみるとりつかれていくのです。そうして私は大学を卒業してから一念発起して中国の上海に語学留学しました。留学期間は1年とちょっとですが、実に様々な経験をさせてもらいました。カルチャーショックに始まりカルチャーショックで終わる。中国という異国の文化を肌で感じ、日本の文化がより深く身に沁みました。衛生面、交通面、教育面、どれも日本のそれとは異質なものであり、理解するのに時間がかかります。しかし、郷に入れば郷に従えという言葉がある通り、そこの秩序やルールに従って住んでいくうちに次第に順応していくのです。そしていつしかそれが当たり前になっていくのです。住めば都というやつですね。離れた国でただ座学で得る知識と、実際に現地に行って自分で体験して得る知識とでは雲泥の差があります。

正直、中国に行くまではあまり中国人に良い印象を持っていませんでした。しかし実際に行って住んで毎日中国人と触れ合っていくうちに、印象がどんどん変わっていきました。我々は他の何かを評価するとき、まず大きい部分を見ます。

そしてその大きい部分の印象が小さい部分の印象にもそのまま移行しがちです。人であったら顔や外見から入り、その時受けた印象で性格まで判断しがちだと思います。それが国の場合、その国自体の印象があまり良くなければ、その国の人全員が良くない人に見えてくる。極端かもしれませんが否定できない傾向だと思います。いわゆる偏見で人を判断してしまうのです。個々で付き合っていくと、そういった偏見がなくなっていきます。私が中国に行って一番良かったと思えるのはそのことです。
本来の目的であった語学力はというと・・・