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政権の代わった韓国が改善・解決すべき問題とは

5月10日に韓国の第19代大統領に文在寅氏が就任したことは記憶に新しいのではないでしょうか?
前大統領の弾劾、そして罷免に伴って前日の5月9日に大統領選が行われ最大野党であった「ともに民主党」の候補だった文在寅氏が当選したのです。
文在寅氏はもともと政治家になる前には弁護士を務めた経歴を持っており、その後廬武鉉元大統領の側近や廬武鉉政権で大統領秘書室長を務めていました。
前大統領の支援者が国政介入したとする疑惑が浮上したことで、大統領辞任を求める集会などにも参加していたこともあるそうです。
選挙期間中でももちろん前大統領の批判を続け、政権交代を強く訴えてきました。
期間中の世論調査では文在寅氏が支持率トップとなっており、それは期間中維持していました。
保守層にも支持を持っており、他の候補を圧倒的な差をつけて圧勝したのです。
2位との票差は歴代最大とも言われており、国民から絶大な支持を得ていることがわかります。
現在の韓国では、北韓問題やTHAADを巡って悪化してしまった中国との関係、働き口の減少などといった問題が山積みとなっています。
このような問題とどう向き合っていくのか国民からの期待も高まっていると言えるでしょう。
特にTHAAD(高高度迎撃ミサイルシステム)については中国は自国の安全保障を脅かす存在として強く反発しています。
それにより韓国への団体旅行を禁止するなどの報復措置をとっています。
報復措置によって韓国経済、さらには外交にまで多岐にわたり大きな打撃を受けているのです。
関係を今後どのように改善していくのか、またその他の問題についても改善・解決に向けてどのように動いていくのか注目していきたいと思います。