アジアのニュース

主に韓国や中国のニュースについて思ったことを書きます!

韓国の日本と中国への態度の違い

これまでも韓国と中国の関係性については考えてきましたが、なぜこうも韓国は日本に対して敵意をむき出しにするのに対して中国に対してはあくまでも従順な態度となっているのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?
韓国と中国は昔から友好関係を築いてきた背景がありますが、それは日本とも同じことではないかと思います。
しかし、2016年に韓国政府が米軍のTHAAD配備先にロッテグループの所有する土地を提供するとしたことで、中国国内で韓国企業に対しての締め付けが厳しくなったことも記憶に新しいのではないでしょうか?
ロッテは中国にも多数展開しているのですが、店舗などで税務調査や消防衛生検査を受けて罰金や営業停止などの処分を受けるといったことが、それ以降立て続けに生じており、これを受けてロッテは中国から事実上撤退することを決定しています。
それ以外にも化粧品会社でも、税関調査と衛生承認手続きが厳しくなり、中国市場へ出荷することも難しい状況となっています。
そして、中国国内の旅行会社には韓国ツアーを販売しないように口頭ではありますが正式に指示を出していたりと、韓国企業・韓国経済に大きな痛手を与えています。
しかし、そのような事態がもう2年ほども続いている状態にも関わらず、韓国政府はこれといって対抗する施策を打ち出したり、韓国人の間で中国製品の不買運動などやデモなどは発生していません。
日本に対してはすぐに不買運動やデモなどが行われているのに対して、中国に対しては全くの無抵抗とも言えます。
このような関係が続いてしまうことで、今後の日韓関係はより悪化の一途をたどるのではないかと考えられます。