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中国の大学進学率はかなり高い

中国では、2001年から大学の進学率が大幅に高くなっています。
中国の教育部が1998年に公表した「21世紀に向けた教育振興行動計画」では、2010年までに大学進学率を15%に引き上げるという目標を達成することを掲げています。
中国の大学は、基本的に寮生活をするため、日本の大学と比べると生活費がかかりません。
また、日本の国立大学と比較してみても授業料が安いという点も中国の特徴となっています。
しかし、地方に住む一般人にとって大学進学における経済的負担はかなり大きなものだと言えます。
それでも多くの人が大学に進学しているのは、国際情勢の変化も理由となっているのではないでしょうか?
地方と都市では、大きな経済格差があるため、都市部に住む人の方が進学率が高いことは当たり前となっています。
そのような中でも、中国政府が指定している「211」指定大学や「958」指定大学といったブランド大学へ入学し、有名企業へ就職したいと考える人は後を絶ちません。
「958」指定大学は、中国国内にたった39大学しかないのでとても狭き門になっています。
その狭き門を潜り抜けていくことがステータスになり、その後の経済活動にも大きな影響を与えます。
日本でもそうですが、知名度が高い大学へ入学した方が就職する際にも有利になり、有名な企業へ入れる可能性がかなり高まるのです。
日本でも大学進学に向けて努力を怠らないという人はたくさんいますが、中国ではその傾向がさらに強くなっています。