北朝鮮がミサイルを打つ理由

北朝鮮は、3月6日に続き4月5にも日本海に向け弾道ミサイルを発射しました。
3月6日のは、弾道ミサイルを4発発射し、そのうち3発が日本の排他的経済水域に落下しています。
4月5日の弾道ミサイルについても60kmほど飛行してその後日本海に落下しています。
北朝鮮がミサイルを打つ理由としては、自国のアピールを行うためだと言われています。
自分の国には、こんなに優れた兵器があるんだとアピールすることで他国との交渉をスムーズに行えるようにすることを目的といしているようです。
北朝鮮がミサイルを打つタイミングとして多いのが、米韓の軍事演習や中国の首席が訪米を行う直前などとなっています。
韓国と北朝鮮は、現在も休戦状態となっています。
朝鮮戦争では、韓国軍にはアメリカやイギリスが支援を行うのに対し北朝鮮には中国とロシアが支援をしていて、その当時経済大国として発展を続けていたアメリカとソ連・中国との代理戦争と言われていました。
多くの時間が流れることで、アメリカと中国の間では関係修復を成功させていますが、北朝鮮とアメリカの関係は修復に至らず、現在も慎重な姿勢を取っています。
アメリカ側は、オバマ大統領時代には、北朝鮮のアピールを無視し続けてきましたが、トランプ大統領になってからは、無視をするのではなく武力行使も辞さない姿勢へと変わってきています。
北朝鮮の行動次第では、戦争へと発展してしまう可能性もあり、今後も北朝鮮の行動に注目していくことが大切です。