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韓国での若者の就職事情

近年、韓国ではこれまでにない就職難の状況となっていて、60万人以上の若者がニートとなっています。
ニートとなっている若者の数は2016年に93万人を超え、2008年の76万人から比べると17万人以上増えたことが分かっています。
韓国が示す若者は、15歳~29歳までの人で就職や家事、育児を行っていない人を青年ニートと呼んでいます。
男女の内訳は、男性が50万人、女性が42万人で、大学を卒業しているにも関わらす就職できていない人は41万人もいることも分かっています。
青年ニートは、求職活動を行っている人と求職をあきらめた人の2種類に分けることができますが、求職をしていないニートは、60万人程度いると言われています。
大卒で求職していないニートも23万人を超えていて、韓国では若者の就職難が問題となっています。
しかし、韓国政府はこのような状況を問題視しておらず若者の能力分測を指摘するだけにとどまっているのが現状です。
若者が就職できずにいれば、この先結婚や子育てに関しても不安を感じ晩婚化や少子化も進んで行くと考えられます。
そうした中での、政府による「結婚して子供を産むべき」との考えは不信感しかないです。
このような現状があるにも関わらず、工場では人手不足に陥っている企業もあり矛盾が生じているのも問題だと感じます。
韓国の若者が、現状求めていることは、高収入ではなく安定した仕事を生活なのではないでしょうか。
現在、韓国の若者は自国での就職ではなく、海外での就職にも注目しているようです。