アジアのニュース

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中国の観光市場が大幅に成長

中国人が大型連休時の観光市場が7億人を超えたと伝えられました。
前年と比較すると10%程度の増加傾向にあり今後も増える可能性もあります。
観光収入についても、6億元近くあり日本円にすると約10兆184億円ほどで、前年比12%の増加となっています。
この数字は、中国人の約半数が大型連休にどこかしらへ旅行に行ったことになります。
中国の大型連休時の観光市場は、ここ10年で大幅に増加していることが分かります。
10年前の市場は、1億7800万人程度だったのが、7億1000万人にまで一気に増加しています。
市場での人数が増えることによって、観光収入も必然的に上昇傾向にあり10年で6倍以上となっています。
また、海外旅行へ出かける人の人数も増えていて世界88か国を訪れています。
そのうちの7割程度がアジア地域への旅行で、日本、シンガポール、タイなどが人気となっています。
前回までは、隣国の韓国も人気でしたが、今回の調査では7割ほど減っている結果となりました。
中国人に人気の国として以外だったのが、モロッコクロアチアです。
これらの国を舞台にしたドラマが放映されたこともあり、ロケ地をめぐる旅行を行う人が増えたことが理由として考えられます。
かつて、中国人の多くが北海道を訪れた時期がありましたが、これもまた北海道を舞台にした映画が注目を集めたことによる影響でした。
中国人の旅行者の内6割が女性で、そのうちの3割が31~45歳、19~30歳も3割弱と若者が多く旅行に出かけている結果となっています。
中国バブルの影響も大きく、爆買いなどの言葉も日本では流行しました。
今後の中国経済の動向にも注目したいですね。