アジアのニュース

主に韓国や中国のニュースについて思ったことを書きます!

世界の観光市場における日本の立ち位置について

近年、世界各国でインバウンドの重要性を考えた取り組みが行われるようになってきました。
訪日外国人数が増えていることからも、インバウンドがどれほど重要なものか分かるはずです。
外国人観光客の数は世界的に見て増えているのですが、日本を含むアジア・太平洋エリアの観光客数は特に大きな伸びを見せているのです。
そのような中で、日本でもインバウンド関係の成長率がとても大きくなっています。
多くの国が数%の成長ですが、日本は2015年と2016年を比較するとなんと21.8%もの伸びを見せていました。
日本がインバウンドに向けてしっかりと取り組んでいる証拠だと言えるでしょう。
また、韓国も2015年と2016年を比較してみると30.3%も伸びていることから、アジア各国のインバウンド成長スピードはかなり早いものだと言えるのです。
この数値は、国連世界観光機関UNWTO)の世界観光統計データをチェックすることで把握できるものです。
日本のインバウンドは、世界的に見ても後れを取っているようなイメージを持つ人も少なくありません。
しかし、国連世界観光機関UNWTO)の世界観光統計データを見てみると、他の国と遜色ないところまで成長していることが分かります。
それでも、まだまだ外国人観光客の受け入れ数は少なく、旅行客1人当たりの観光支出も低くなっています。
そのため、まだまだインバウンドの伸びしろは大きいと言えるのではないでしょうか?
2020年には東京オリンピックも開催されるので、それをきっかけによりインバウンド関連を成長させることができると考えられます。