アジアのニュース

主に韓国や中国のニュースについて思ったことを書きます!

アジアの経済格差が生まれてしまうのはなぜか

アジアは、経済発展を続けています。
経済が発展するということは、企業や消費者にとって大きなチャンスにもなるでしょう。
しかし、経済的に豊かになるということは、人件費などのコストが高くなってしまうことも意味しています。
コストアップのリスクがあっても経済的な発展を遂げることができれば、その国の企業はブランド力が高まるということにもなります。

アジアの国々の中でも中国は経済的な発展が著しい国の1つです。
中国は一時期、一人っ子政策の影響から人口が減り、農村から都市部へ出稼ぎをする人が多くなりました。
そのため、人手不足が目立った時期もあり、マレーシアやタイなどの平均人件費を下回ることもあったようです。
しかし、リーマン・ショック後は、さらに大きな飛躍を遂げ、人件費も一気に増えていきました。
そして、中国に続く生産拠点として注目を浴びたタイも、少しずつ人件費が高くなっています。
それに続くように、インドネシアベトナムも少しずつではありますが賃金が高くなっているのです。

しかし、アジア圏の国の中でも伸び悩んでいる国もあります。
伸びや悩んでいる国は、インド、フィリピン、カンボジアなどです。
これらの国も全く成長していないわけではないのですが、他の成長が著しい国から見るとその成長率は低いものとなっています。
その結果、アジアの中でも格差が生じているということになります。
この格差を少しでもなくすためには、それぞれの国が抱える問題を1つずつ解決する必要があるでしょう。