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韓国はコーヒーショップ激戦区だった

最近はカフェ巡りを楽しむ若者が増えていて、インスタグラムなどにはオシャレな店内や美味しそうなコーヒーの写真が数多くアップされています。
韓国でも、コーヒーショップが人気となっていて、学生街やビジネス街、人気の観光地周辺などを中心に急増しています。
コーヒーショップの中には、1杯1,000ウォン(約99円)だったりオシャレな雰囲気を重視したお店だったりとお店の個性を活かしたものが多くなっています。
もちろん、大手のコーヒーチェーンもあり競争が激化しています。
韓国国内でのコーヒーの消費量は、2016年度年間一人当たり430杯程度となっていて、キムチの消費量よりも多くなっているという結果となりました。
韓国でこれほどまでにコーヒーショップが人気となった背景には、コーヒーショップは他の事業に比べて起業しやすいことや韓国料理を食べた後に甘いコーヒーを飲むことで味覚を調整することが挙げられます。
韓国は就職難のため全就業者の約3割が個人事業主として収入を得ているのです。
コーヒーショップは、初期投資が少なく済むこともありその手軽さから店舗が急増したのだと考えられます。
コーヒーショップが急増したことにより、韓国国内のコーヒー市場も比例するように拡大しています。
2007年度から2016年度の9年間で20%を超える成長率となりました。
今後も、コーヒーに対する人気は続きそうですが、コーヒーショップ戦国時代 を乗り切るためには、店のコンセプトや味、居心地の良さ、雰囲気などあらゆる面で顧客を惹きつけられるような努力が必要となるでしょう。